再生・研磨についてAbout

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切削工具は再研磨を繰り返すことで切れ味を取り戻すことができます。工具の削り精度が低下していたり、刃先部分のコーティングが悪くなったりした際は、リード刃物までご相談ください。また、刃径・刃長が短くなってしまうとそれ以上の利用ができず、寿命を迎えた状態となります。しかし、刃の部分がないだけで、ツールの素材は再利用可能です。こうしたご要望にも可能な限りお答えいたしますので、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。

切削工具再生のメリット

現状、超硬素材の工具は以前に比べて安価になってきてはいるものの、φ16以上は新品の場合高価です。そのため、再生可能な切削工具については再生・研磨といった修理を行うことで、コストカットや省資源化につながります。以下で、そのメリットについてご紹介します。

コストカット

通常、切削工具を製作するためには材料費が必要です。しかし、再生を行えばそのコストはゼロ。工賃のみで、新品同様の切削工具が安価で手に入ります。

エコロジー

切削工具に使用される素材はすべて貴重な資源です。廃棄されてしまう素材を再利用することは、省資源化につながり、エコロジーにも貢献します。

カスタマイズ

再生のタイミングではカスタマイズが可能です。現在の形状以外へと変更できるので、ご要望に合わせた切削工具の製作ができます。

リード刃物の再生・研磨サービスについて

弊社では、切削工具の再生・研磨サービスを通して、お客様にコストカットや作業効率化といったメリットをご提供しております。使用できなくなった切削工具を所有されているお客様は、ぜひお気軽にご相談ください。

研磨サービス

既存の工具を再利用し、コストカットと切削精度改善を実現します。チップの再研磨やコーナRといった特殊加工にも対応。コーティングについてもご相談いただけます。

  • ドリル
  • エンドミル
  • チップ(スローアウェイチップ)
  • カッター
  • リーマ
  • タップ など

再生サービス

ロー付け工具再生で、使用不可な切削工具の再生を実現します。どのようなものでも、トータルでのコストカットを考慮しながらご提案。コーティングについてもお任せください。

  • エンドミル
  • カッター

研磨・再生サービスの流れ

STEP1切削工具お預かり
再生・研磨に必要な全長が確保できるか? 損傷がないか?といった部分を確認いたします。
STEP2不要部分の除去
再生・研磨に不要な部分を除去し、最適な形状に加工します。
STEP3再生・研磨
再生の場合は溝・外周刃を製作。被削材に応じて、カスタマイズも可能です。研磨の場合はご要望に応じて適切な加工を施します。
STEP4底刃の再生
スクエアやボールなど、用途に応じでバリエーションを選択できます。
STEP5コーティング
長寿命化や高品質化のご要望がある場合は、それぞれの素材に適したコーティングや処理も可能です。
PICK UP!超硬刃物の再生ロー付けについて
摩耗した刃物の超硬チップを取り外し、再生に適したチップを銀ろう溶着し(サンドブラスト→研磨→外周整形)することで新品同様の切れ味を蘇らせるのが「再生ロー付け」です。買い替えに比べ低価格で行えるのが大きなメリット。弊社では、これまでに超硬刃物のろう付けを行ってきました。豊富な実績と技術で、確かな品質の加工を行います。